現在所属している部署は? SCM本部購買部は、馬鈴薯の調達、管理、副資材(段ボール、商品に使用するフィルム)の選定、取引様との折衝などを行っています。
現在担当している仕事内容を教えてください。
じゃがいもの調達、貯蔵管理や収獲用コンテナを必要な拠点への配送の手配などを行っております。その他にもじゃがいもの生育調査も実施しております。
全国のじゃがいもの産地へ、シーズンに合わせてじゃがいもの生育状態を確認しに各生産者様の元へ足を運び、収獲に向けてスケジュールの管理を行っております。じゃがいもは奥が深く、入社して5年でようやくじゃがいもについて分かって来た気がします。
現在、山芳製菓とお取引させて頂いている生産者様は全国にいらっしゃり、20年以上のお付き合いして頂いている生産者様もいらっしゃいます。信頼関係を築き上げるのも大切なお仕事です。
入社のきっかけは?
祖母が農業していたこともあり、農業に興味がありました。大学で農学生命学部分子生命学科で微生物や生化学、有機化学などを学んだ後、前職では北海道で農業関係の会社に就職。
今までの知識を活かした農業関係の仕事がしたいと思い山芳製菓に入社致しました。
大学で学んだ知識を活かした現職での取り組みについて
じゃがいもが病気にかかったり問題が生じた時に大学で学んだ微生物の知識は活かされています。
例えば、じゃがいもの病原菌に関しての問題にもいち早く状況を理解して判断ができるので、生産者様への注意喚起や対策を講じて、じゃがいもの生育を守る事に繋げています。
現在、意識して取り組まれている事や大切にしていることはなんでしょうか。
社内外でコミュニケーションはとても大切にしています。
何かトラブルが起きた時、相談したい時に協力して頂けるような良好な関係を構築できるように、普段から意識してコミュニケーションは図っています。
相手の立場を考えてコミュニケーションすることは非常に意識しています。
生産者さんと関わる仕事ができる魅力を教えてください。
山芳製菓と契約している生産者様はお付き合いが長い方も多いので、何世代にも渡って関係性が築けるのが大きな魅力だと考えております。家族ぐるみの付き合いに近い関係性かもしれません。
それだけ長い歴史と時間が関係性としてあるので、一取引先様と言った感覚ではないです。それだけ関係性は濃いですね。
山芳製菓として今まで築き上げてきた関係性を次世代に繋げていくことも大事な使命だと考えています。
生産者さんとの関係性を保つ秘訣は?
生産者様を裏切るような事はしないように心掛けています。
じゃがいもは生き物ですので、どうしても年によって良い時と悪い時があります。どんな時でもお互い助け合いの精神で生産者様との関係性を保つようにしています。
また生産者様と会食の場も設けて関係を深める機会を作って、みなさんが楽しんで飲んでいただけるような雰囲気づくりを心掛けています。
今後の展望、目標を教えてください。
購買部としての使命でもありますが、じゃがいもを通年通して供給できるようにすること、調達したじゃがいもを無駄のないよう使用することです。
展望としては、山芳製菓にじゃがいも専門の部署を作り、栽培指導など生産者様のサポートもできればと思っております。
最後に、小田切さんは山芳製菓でどのような働き方をしているのか、
1日の動きをみてみましょう!